2011年11月03日
WA GABOON 完成!
N様よりカスタム依頼を頂いておりました WA GABOON が完成しました!
カスタムの過程はこちら→GABOONカスタム日記
今回のカスタムテーマは「殺し屋のバディ」ということで
↓ こんな写真を取ってみました!
仕事帰り…?(笑)
いつもマルイばかりいじっていて、特注依頼でも無い限りWAをカスタムする機会がほとんどないので、今回は本当に楽しませてもらいました!
N様 この度は本当にありがとうございます!
カスタムの過程はこちら→GABOONカスタム日記
今回のカスタムテーマは「殺し屋のバディ」ということで
↓ こんな写真を取ってみました!
仕事帰り…?(笑)
いつもマルイばかりいじっていて、特注依頼でも無い限りWAをカスタムする機会がほとんどないので、今回は本当に楽しませてもらいました!
N様 この度は本当にありがとうございます!
2011年11月03日
WA GABOON カスタム日記
WA GABOON!
GABOONですよ! WAですよ! マルイ中心でカスタムしている私が、なぜWAって?
実は今回は、以前私のカスタムガン(マルイ FN5-7)を購入して頂いたN様からの特注依頼なんです。
オークション出品用に作るのは、ほぼマルイモデルですが、特注依頼ではメーカー問わずでモデルガンでもカスタムします。
まずは送られてきたGABOONの作動をチェックしてから、即分解!
フレーム内のインナーフレームを取り出すときは、超緊張! 約4万円の預かりものです…
”パキッ”ってなったらどうしよう…
WAさん、この構造やめましょうよ~(涙)
まあ、ドライヤーで十分に温めれば、まず割れることはないと思います。
さて、まずはサイトから行こうかな!
サイトはバリもなくて塗装が綺麗なので、塗り直しはせず見た目のリアリティアップのみで!
で、子供が見ても、明らかにダミーと分かる六角ネジ部に穴をあけて、ネジをきり、本物の六角ネジを入れてやります。
ネジ穴上端は銀色にピカピカしていますので、ブルーイング液を付けてやります!
あとは、ホワイトドット部分を一度ドリルで堀直し、エナメルホワイト→夜光グリーンで完成!
次は、バレルまわり!
今回の依頼ではスライドトップに穴あけ加工を頼まれていて、下の画像のようにアウターバレルがそのままだと、改造防止用のスリットが丸見えになっちゃう…
で、まずはこのスリットが真下に来るように加工する。
チャンバーとアウターの間にOリングを入れて、両方に穴をあけて六角ネジで固定する。
これでアウターの緩みも防止できるのでOK!
でも、これだとOリングがチラッと見えるから、理想はアウター交換かな…?
まあ、アウター交換は後に簡単に出来るので、今回は良しとします。
で、次はインナーバレル。 基本的に観賞用カスタムなので、見た目重視! バレルを覗き込んだときに、なるべくインナーバレルの黄金色の輝き(笑)が見えないようにしたい!
で、依頼者のN様にインナーバレルをカットしてもよいか確認。
OKとのことなのでスパッと!
で、インナーバレルはアウター内を前後に動くのですが、この動きがどうも鈍い…
そこでチャンバー内(画像の矢印部)を9.5mmのドリルでふかして、この問題は解消!
ここに、僅かにスペースがあるので、鉛シートを貼ってちょっとだけウェイトアップ!
後は、先端部を黒色塗装して完成! チャンバーは磨いて、ジルコニアクリスタルコーティングです!
続いてはスライド加工!
N様のご依頼で、穴あけ加工を! 最初にメールで仕様を打ち合わせた際には実銃同様の長穴をあけてほしそうだったのですが… 技術的にはやったこともあるし、たぶん大丈夫… でもね4万円のエアガン… ABSよりモロいHW素材… ”技術があっても度胸がありません”と丁重にお断り(笑) マルイのMEUならABSだし!もし失敗してもスライドの在庫あるし! 余裕で引き受けたんですけどね(笑)
で、話は戻って7.5mm穴で4~6個 開けれそう。
バランスを考慮して5個がベストかな!
まずは小さい穴をあけてから!
前後左右のズレを確認しながら、7.5mmで5個! 綺麗に出来ました!
で、こちらの画像。 このエキストラクターも一見別パーツを装っているがこの角度からだと、誰が見てもダミー!
で、↓ 画像のように筋掘りを追加!
この加工って言われないと気付かないような地味~な工作なんだけど、この狭いスペースに直線を彫るのは、意外と難しい… なのであまりやらないのですが今回は、この子があまりにも可愛くて(笑)
次に、独特な形状のブッシングとリコイルプラグ!
リコイルプラグはスライドに付けた状態で平面出しして、面一に!
ここで、すごく迷ったのが、この2パーツの塗装色。
ブッシングは最初から良い感じの塗装がされているし…
プラグはスライドと同色のブラックか…? シルバーのほうがキマるか…?
で、結果はどちらも鏡面磨きで、クリスタルコーティング!
N様にも納得していただけたのでOKでしょう!
次はハンマー!
ノーマルハンマーはブラックのリングタイプ! フレームをシルバーにとの依頼で、ノーマルトリガーがシルバー、トリガーは追加工しない予定なので、ハンマーはバランス的にシルバーがいいかな…
ここら辺までの工作で、依頼内容に無いことを、ちょこちょこやって報告しているうちに「好きにやってください」とお許しが!(笑) だってねぇ… こんなかわいい子と工作室で二人きりで、何もしないなんて…(爆)
で、リング部はカスタムの統一性を図ってスライドに開けたホール同様の7.5mmに拡張!
ピッカピカに磨きこんだ後、クリスタルコーティング!
ぴかぴかで上手く写真撮れず…
さてお次はアンビセフティ&スライドストップ
実銃の画像を見るとアンビになってるので、アンビセフティを用意 でN様のご要望でロングスライドストップも用意。
アンビセフティは後に、グリップの交換があるかもしれないので、グリップに挟めるタイプではなくキングスタイプ(ハンマーピンで固定するタイプ)で用意した。
これなら、ほとんどのグリップが無加工でいけるので、納品後でも気軽にグリップ交換が可能!
ただ、このセフティの形状がいまいち… まるっこいというか、ぽってりというか…
まあ、”好きにして”と言われているので(笑) ガリガリと!
かなり、シャープな感じ!
で、このGABOONはセフティオン状態でもスライド操作が可能な特殊な形状!
なので、ノーマルセフティに合わせて加工が必要です。
次はグリップセフティ!
と、ここで大変なことに気づく… グリップセフティは握り込んだ状態で、どえらい ズレ がある!
これは、ちょっとびっくり… セフティレバーもズレててはみ出してるし… まあ依頼内容にも無いし見なかったことに… 一応グリップつけて今一度握ってみる。 気づいてしまったせいか異常に握りづらく感じる!(笑)
で、かわいいこの子を放ってはおけず、削ることに! サンダー使うとやり過ぎそうだし、リューターだと時間かかりそう…(笑)
で、まずまず良いかな↓
いやいや、どうせやるなら! もっとガッツリ! フレームまで削って、超握りやすいハイグリップ仕様にしてみようということで
↓ う~ん いい感じ! セフティもバッチリ!
本当は、ここでスライドストップの画像入れたかったんだけど、撮り忘れた…
でフレーム!
ASGK刻印は埋めてしまいます! この程度の小さい刻印消しは、瞬間接着剤ゼリー状を付けてから、こねるようにして(表現難しい…) で、乾燥後平らに削ります。
で、ビーバーテールを削ってハイグリップ仕様にしたので前のほうも! あまりフレームの印象が変わらない程度に、中指があたる部分を削ります。
謎のマグキャッチ(笑)
なぜか斜めにカットされているマグキャッチ… ホルスターに入れやすくするためか…? ただ単にマズルのデザインに合わせたのか…?
まあ理由はどうあれ、あまりカッコ良いとは思えない上、操作もしづらい…
で、スリットを追加して ”見た目” ”使い勝手”ともに、納得のいく感じに!
お次にSPハウジング!
ちょっとだけフレームとズレがあるので、段差を処理してより早く、より正確にマガジンを叩き込めるようにする!
が、傷が付くので叩き込まないでほしい…
さてさて、ここまで来ると後は下地処理していよいよ塗装!
そうそう、チェッカリング等の目は立て直しておく!
↓ これはブリーチ後端。 ファイヤリングピンはピカピカにしてプレートはブルーイング!
↑ 乾燥中 塗料はキャロムのスチールブラック!
↑ フレームはシルバー!
スライド刻印はエナメル塗料で墨入れ!
↑ 墨入れ後に、インディクリアパーカーを吹く。
そろそろ完成!
GABOONですよ! WAですよ! マルイ中心でカスタムしている私が、なぜWAって?
実は今回は、以前私のカスタムガン(マルイ FN5-7)を購入して頂いたN様からの特注依頼なんです。
オークション出品用に作るのは、ほぼマルイモデルですが、特注依頼ではメーカー問わずでモデルガンでもカスタムします。
まずは送られてきたGABOONの作動をチェックしてから、即分解!
フレーム内のインナーフレームを取り出すときは、超緊張! 約4万円の預かりものです…
”パキッ”ってなったらどうしよう…
WAさん、この構造やめましょうよ~(涙)
まあ、ドライヤーで十分に温めれば、まず割れることはないと思います。
さて、まずはサイトから行こうかな!
サイトはバリもなくて塗装が綺麗なので、塗り直しはせず見た目のリアリティアップのみで!
で、子供が見ても、明らかにダミーと分かる六角ネジ部に穴をあけて、ネジをきり、本物の六角ネジを入れてやります。
ネジ穴上端は銀色にピカピカしていますので、ブルーイング液を付けてやります!
あとは、ホワイトドット部分を一度ドリルで堀直し、エナメルホワイト→夜光グリーンで完成!
次は、バレルまわり!
今回の依頼ではスライドトップに穴あけ加工を頼まれていて、下の画像のようにアウターバレルがそのままだと、改造防止用のスリットが丸見えになっちゃう…
で、まずはこのスリットが真下に来るように加工する。
チャンバーとアウターの間にOリングを入れて、両方に穴をあけて六角ネジで固定する。
これでアウターの緩みも防止できるのでOK!
でも、これだとOリングがチラッと見えるから、理想はアウター交換かな…?
まあ、アウター交換は後に簡単に出来るので、今回は良しとします。
で、次はインナーバレル。 基本的に観賞用カスタムなので、見た目重視! バレルを覗き込んだときに、なるべくインナーバレルの黄金色の輝き(笑)が見えないようにしたい!
で、依頼者のN様にインナーバレルをカットしてもよいか確認。
OKとのことなのでスパッと!
で、インナーバレルはアウター内を前後に動くのですが、この動きがどうも鈍い…
そこでチャンバー内(画像の矢印部)を9.5mmのドリルでふかして、この問題は解消!
ここに、僅かにスペースがあるので、鉛シートを貼ってちょっとだけウェイトアップ!
後は、先端部を黒色塗装して完成! チャンバーは磨いて、ジルコニアクリスタルコーティングです!
続いてはスライド加工!
N様のご依頼で、穴あけ加工を! 最初にメールで仕様を打ち合わせた際には実銃同様の長穴をあけてほしそうだったのですが… 技術的にはやったこともあるし、たぶん大丈夫… でもね4万円のエアガン… ABSよりモロいHW素材… ”技術があっても度胸がありません”と丁重にお断り(笑) マルイのMEUならABSだし!もし失敗してもスライドの在庫あるし! 余裕で引き受けたんですけどね(笑)
で、話は戻って7.5mm穴で4~6個 開けれそう。
バランスを考慮して5個がベストかな!
まずは小さい穴をあけてから!
前後左右のズレを確認しながら、7.5mmで5個! 綺麗に出来ました!
で、こちらの画像。 このエキストラクターも一見別パーツを装っているがこの角度からだと、誰が見てもダミー!
で、↓ 画像のように筋掘りを追加!
この加工って言われないと気付かないような地味~な工作なんだけど、この狭いスペースに直線を彫るのは、意外と難しい… なのであまりやらないのですが今回は、この子があまりにも可愛くて(笑)
次に、独特な形状のブッシングとリコイルプラグ!
リコイルプラグはスライドに付けた状態で平面出しして、面一に!
ここで、すごく迷ったのが、この2パーツの塗装色。
ブッシングは最初から良い感じの塗装がされているし…
プラグはスライドと同色のブラックか…? シルバーのほうがキマるか…?
で、結果はどちらも鏡面磨きで、クリスタルコーティング!
N様にも納得していただけたのでOKでしょう!
次はハンマー!
ノーマルハンマーはブラックのリングタイプ! フレームをシルバーにとの依頼で、ノーマルトリガーがシルバー、トリガーは追加工しない予定なので、ハンマーはバランス的にシルバーがいいかな…
ここら辺までの工作で、依頼内容に無いことを、ちょこちょこやって報告しているうちに「好きにやってください」とお許しが!(笑) だってねぇ… こんなかわいい子と工作室で二人きりで、何もしないなんて…(爆)
で、リング部はカスタムの統一性を図ってスライドに開けたホール同様の7.5mmに拡張!
ピッカピカに磨きこんだ後、クリスタルコーティング!
ぴかぴかで上手く写真撮れず…
さてお次はアンビセフティ&スライドストップ
実銃の画像を見るとアンビになってるので、アンビセフティを用意 でN様のご要望でロングスライドストップも用意。
アンビセフティは後に、グリップの交換があるかもしれないので、グリップに挟めるタイプではなくキングスタイプ(ハンマーピンで固定するタイプ)で用意した。
これなら、ほとんどのグリップが無加工でいけるので、納品後でも気軽にグリップ交換が可能!
ただ、このセフティの形状がいまいち… まるっこいというか、ぽってりというか…
まあ、”好きにして”と言われているので(笑) ガリガリと!
かなり、シャープな感じ!
で、このGABOONはセフティオン状態でもスライド操作が可能な特殊な形状!
なので、ノーマルセフティに合わせて加工が必要です。
次はグリップセフティ!
と、ここで大変なことに気づく… グリップセフティは握り込んだ状態で、どえらい ズレ がある!
これは、ちょっとびっくり… セフティレバーもズレててはみ出してるし… まあ依頼内容にも無いし見なかったことに… 一応グリップつけて今一度握ってみる。 気づいてしまったせいか異常に握りづらく感じる!(笑)
で、かわいいこの子を放ってはおけず、削ることに! サンダー使うとやり過ぎそうだし、リューターだと時間かかりそう…(笑)
で、まずまず良いかな↓
いやいや、どうせやるなら! もっとガッツリ! フレームまで削って、超握りやすいハイグリップ仕様にしてみようということで
↓ う~ん いい感じ! セフティもバッチリ!
本当は、ここでスライドストップの画像入れたかったんだけど、撮り忘れた…
でフレーム!
ASGK刻印は埋めてしまいます! この程度の小さい刻印消しは、瞬間接着剤ゼリー状を付けてから、こねるようにして(表現難しい…) で、乾燥後平らに削ります。
で、ビーバーテールを削ってハイグリップ仕様にしたので前のほうも! あまりフレームの印象が変わらない程度に、中指があたる部分を削ります。
謎のマグキャッチ(笑)
なぜか斜めにカットされているマグキャッチ… ホルスターに入れやすくするためか…? ただ単にマズルのデザインに合わせたのか…?
まあ理由はどうあれ、あまりカッコ良いとは思えない上、操作もしづらい…
で、スリットを追加して ”見た目” ”使い勝手”ともに、納得のいく感じに!
お次にSPハウジング!
ちょっとだけフレームとズレがあるので、段差を処理してより早く、より正確にマガジンを叩き込めるようにする!
が、傷が付くので叩き込まないでほしい…
さてさて、ここまで来ると後は下地処理していよいよ塗装!
そうそう、チェッカリング等の目は立て直しておく!
↓ これはブリーチ後端。 ファイヤリングピンはピカピカにしてプレートはブルーイング!
↑ 乾燥中 塗料はキャロムのスチールブラック!
↑ フレームはシルバー!
スライド刻印はエナメル塗料で墨入れ!
↑ 墨入れ後に、インディクリアパーカーを吹く。
そろそろ完成!