2011年11月03日
サムライエッジ バトルダメージカスタム 製作
ヤフーオークション出品中です!
ヤフオクへGO!
今回、弄るのは東京マルイのサムライエッジ!
まず、こちらが箱出しの新品状態 ↓

ベースはM92F! グリップ、スライド等が専用品に交換されていて、92ミリタリーに比べてかなりゴージャスな雰囲気です!
こちらの商品は、よくプチカスタムで出品するのですが、入札してくださるお客様の客層がミリタリーファンというよりは、バイオハザードファンといった感じを強く受けます。
今回の作品は、ゾンビ退治に日々酷使されているものの、STARSの隊員によってしっかりとメンテナンスされている”特注のサムライエッジ”をイメージしてカスタム開始です!
まずは、グリップから!
グリップは純正品を加工して、使い込んで艶の無くなった木製グリップをイメージして作りこみます。
まず、グリップ上下に小さな穴をあけて全体を600番でヤスリング(やすりがけの事です)!
右パネルには東京マルイの刻印があるので綺麗に削り落します。
次に150番で縦傷を付けて ↓ こんな感じになります。

↓ エナメル塗料の黒、赤、ダークイエローで木目っぽく線を入れます。

この後、赤黒を溶剤で十分に薄めて、先ほどの木目風のラインをぼかしながら全体に塗り拡げます。
次にグリップのラバー部

エナメルのフラットホワイトとダークイエローを混色して、ドライブラシで汚します。
メダリオンはさらに、フラットブラックで汚しておきます。 ↓

このグリップの場合フレームとの間にかなり空間があるのですが、マルイではウェイトを入れていないので重量アップのためにウェイトを入れてやります。
鉛シートを形状に合わせて細かく切りだして貼って行く方法もあるのですが、以前このモデルでやった時にすごく手間が掛ったので、今回は超簡単お手軽ウェイトアップ法を御紹介します!
*注:見た目は悪いです(笑)
用意するのは、 ↓ この鉛! 釣り具屋に大小さまざま売ってますので、グリップの形状に合わせて選択してください。

まずはハンマーでガンガン潰します!

で、グリップを片方だけフレームに付けて、綺麗に鉛を並べていきます!

その上から、プラリペアを鉛の間に流し込みます。
*注意:絶対に流し込み過ぎないこと! フレームとグリップ両方にプラリペアが付くと、グリップが外れなくなります!
これは、あくまでも仮止め的にやるのが、ポイント!

プラリペアは5分で乾燥するので、グリップを外してから鉛を抑え込むようにプラリペアをさらに盛りつけます!
プラリペアが少々高いのでコストパフォーマンスが微妙ですが、超簡単です(笑)!
最後にグリップ表面にクリアパーカーを吹いてグリップは完成です! ↓

お次は、スライドのカスタムです!
ミリタリーモデルと違ってスライドの前後にセレーションが入っていますが、今風の太い凹凸に変更します!

↓ まずは、2本置きにセレーションを切り飛ばしていきます。

その後で残ったセレーションの溝を埋めてやると ↓ こんな感じです!

↑ 文章にすると簡単ですが、難易度高いかもです(笑)
スライドは非売品で、修理交換(4500円)なので、トライする方は慎重に! 自己責任で!(笑)
リアサイトのイモネジはお決まりのリアル化!

次にフレームですが、これは92ミリタリーと同一部品ですので、ちょっとゴツイ感じに加工します!

↑ こちらはノーマル状態
トリガーガード先端部にプラリペアを盛り付け、指を掛ける部分をワイドにします!



↑ セレーションも追加しておきます!
次にマグキャッチ! これは驚くほど使いづらいんですよね~! なので驚くほど使いやすくします!
↓ ノーマル

↓これでどうだ!

↑ これもプラリペアを大量に盛り付け、超ワイドにしてセレーション追加!
さあ! お次は、小技行きますよ~!
得意の「言われなければ誰も気付かないカスタム!」だ~(笑)
ここです! ↓

↑ このトリガーピン。M92に精通している方には常識ですが一応説明を!
このトリガーピンの上方に線のような物が盛り上がっています。 これは何かというと、実銃ではトリガーピンを入れた後にスライドストップのSPを利用して抜け防止にしているのです!
この素晴らしい機能美を、ちゃちなモールドで済ませるわけには行かないので
↓ このように穴をあけて

↓ 超短い鉄のピン(ガバのハウジングピンを加工)を入れ、ダミーのSPで抜け防止します!

完成画像! ↓ ドアップに耐えられるクオリティ!(笑) これが超小技!

↑ 美しい~! 自画自賛!
で、反対側。 まあこっちはこのままでもいいのですが、向こうが美しいので…

↓ まず穴あけですが、表から3mmで貫通。 裏から3.5mmで半分まで穴あけします。

↑ 穴の周りを縁取りして、別パーツ加工したことを強調させます。
で、↓ 鉄のピン(ガバのシアピンがちょうど良い)を加工して、段差のあるピンを作ります!

↓ これでインナーフレームを入れると、脱落の心配はないわけです!

↑ やはり別パーツにすると、美しいですね!
以上、「言われなければ誰も気付かない小技カスタム!」でした(笑)
続いて、バレルです!
ノーマルアウターバレルの塗装色はあまり好きではないので、今回はガーダー製スチールアウターを奢ってやります!

インナーバレルには鉛シートをガッチリ巻き付けウェイトアップ!

さてさて、いよいよ塗装です! 今回は砂漠化した都市部での激戦に耐え抜くサムライエッジをイメージしておりますので、バトルダメージ風に塗装していきます!
まずはABSパーツにサフ代わりに、キャロムのスチールブラックを吹いて、ヤスリングの跡がないかを確認!
次に、ブライトステンレスを下地塗装します。

で、ミッチャクロン→スチールブラックと塗装します!

乾いたら、スポンジヤスリ&ナイロン研磨で使い込んだ感じを演出していきます!
*この作業でやすりをかけすぎると、当然シルバーまで削り取って地肌の黒が出てきます…
そんなミスをした時は、細いドライブラシにブライトステンレスを付けてティシュで筆先をよく拭いてから、剥がれたところに擦りつけます。 その後ナイロンパッドで軽く擦ると修復が可能です!
↓ エキストラクター等は溝にフラットブラックを墨入れしてから、ダークステンレスをドライブラシで擦りつけて別パーツ風に仕上げてやります。

各金属パーツは、エッジ部分を中心に軽くヤスリングしてクリアパーカを吹いておきます。

最後に砂漠風の汚れを軽く付けます。
エナメルのダークイエローと溶剤1:1で塗料を作り、そこに少量のジオラマ用の砂を入れます。

で、汚れがたまりそうな箇所に、極少量だけ塗って行きます!
この作業を過度にやると、かなりわざとらしいウェザリングになるので注意です!
言われなければ、解らない程度で十分です! 特に砂粒は極少量で!

この銃は、STARSの隊員によって入念なメンテナンスがされてる設定なので、砂粒は極僅かに!


全て組み上げて動作確認して完成です!
サムライエッジ バトルダメージVer!









ヤフオクへGO!
今回、弄るのは東京マルイのサムライエッジ!
まず、こちらが箱出しの新品状態 ↓

ベースはM92F! グリップ、スライド等が専用品に交換されていて、92ミリタリーに比べてかなりゴージャスな雰囲気です!
こちらの商品は、よくプチカスタムで出品するのですが、入札してくださるお客様の客層がミリタリーファンというよりは、バイオハザードファンといった感じを強く受けます。
今回の作品は、ゾンビ退治に日々酷使されているものの、STARSの隊員によってしっかりとメンテナンスされている”特注のサムライエッジ”をイメージしてカスタム開始です!
まずは、グリップから!
グリップは純正品を加工して、使い込んで艶の無くなった木製グリップをイメージして作りこみます。
まず、グリップ上下に小さな穴をあけて全体を600番でヤスリング(やすりがけの事です)!
右パネルには東京マルイの刻印があるので綺麗に削り落します。
次に150番で縦傷を付けて ↓ こんな感じになります。

↓ エナメル塗料の黒、赤、ダークイエローで木目っぽく線を入れます。

この後、赤黒を溶剤で十分に薄めて、先ほどの木目風のラインをぼかしながら全体に塗り拡げます。
次にグリップのラバー部

エナメルのフラットホワイトとダークイエローを混色して、ドライブラシで汚します。
メダリオンはさらに、フラットブラックで汚しておきます。 ↓

このグリップの場合フレームとの間にかなり空間があるのですが、マルイではウェイトを入れていないので重量アップのためにウェイトを入れてやります。
鉛シートを形状に合わせて細かく切りだして貼って行く方法もあるのですが、以前このモデルでやった時にすごく手間が掛ったので、今回は超簡単お手軽ウェイトアップ法を御紹介します!
*注:見た目は悪いです(笑)
用意するのは、 ↓ この鉛! 釣り具屋に大小さまざま売ってますので、グリップの形状に合わせて選択してください。

まずはハンマーでガンガン潰します!

で、グリップを片方だけフレームに付けて、綺麗に鉛を並べていきます!

その上から、プラリペアを鉛の間に流し込みます。
*注意:絶対に流し込み過ぎないこと! フレームとグリップ両方にプラリペアが付くと、グリップが外れなくなります!
これは、あくまでも仮止め的にやるのが、ポイント!

プラリペアは5分で乾燥するので、グリップを外してから鉛を抑え込むようにプラリペアをさらに盛りつけます!
プラリペアが少々高いのでコストパフォーマンスが微妙ですが、超簡単です(笑)!
最後にグリップ表面にクリアパーカーを吹いてグリップは完成です! ↓

お次は、スライドのカスタムです!
ミリタリーモデルと違ってスライドの前後にセレーションが入っていますが、今風の太い凹凸に変更します!

↓ まずは、2本置きにセレーションを切り飛ばしていきます。

その後で残ったセレーションの溝を埋めてやると ↓ こんな感じです!

↑ 文章にすると簡単ですが、難易度高いかもです(笑)
スライドは非売品で、修理交換(4500円)なので、トライする方は慎重に! 自己責任で!(笑)
リアサイトのイモネジはお決まりのリアル化!

次にフレームですが、これは92ミリタリーと同一部品ですので、ちょっとゴツイ感じに加工します!

↑ こちらはノーマル状態
トリガーガード先端部にプラリペアを盛り付け、指を掛ける部分をワイドにします!



↑ セレーションも追加しておきます!
次にマグキャッチ! これは驚くほど使いづらいんですよね~! なので驚くほど使いやすくします!
↓ ノーマル

↓これでどうだ!

↑ これもプラリペアを大量に盛り付け、超ワイドにしてセレーション追加!
さあ! お次は、小技行きますよ~!
得意の「言われなければ誰も気付かないカスタム!」だ~(笑)
ここです! ↓

↑ このトリガーピン。M92に精通している方には常識ですが一応説明を!
このトリガーピンの上方に線のような物が盛り上がっています。 これは何かというと、実銃ではトリガーピンを入れた後にスライドストップのSPを利用して抜け防止にしているのです!
この素晴らしい機能美を、ちゃちなモールドで済ませるわけには行かないので
↓ このように穴をあけて

↓ 超短い鉄のピン(ガバのハウジングピンを加工)を入れ、ダミーのSPで抜け防止します!

完成画像! ↓ ドアップに耐えられるクオリティ!(笑) これが超小技!

↑ 美しい~! 自画自賛!
で、反対側。 まあこっちはこのままでもいいのですが、向こうが美しいので…

↓ まず穴あけですが、表から3mmで貫通。 裏から3.5mmで半分まで穴あけします。

↑ 穴の周りを縁取りして、別パーツ加工したことを強調させます。
で、↓ 鉄のピン(ガバのシアピンがちょうど良い)を加工して、段差のあるピンを作ります!

↓ これでインナーフレームを入れると、脱落の心配はないわけです!

↑ やはり別パーツにすると、美しいですね!
以上、「言われなければ誰も気付かない小技カスタム!」でした(笑)
続いて、バレルです!
ノーマルアウターバレルの塗装色はあまり好きではないので、今回はガーダー製スチールアウターを奢ってやります!

インナーバレルには鉛シートをガッチリ巻き付けウェイトアップ!

さてさて、いよいよ塗装です! 今回は砂漠化した都市部での激戦に耐え抜くサムライエッジをイメージしておりますので、バトルダメージ風に塗装していきます!
まずはABSパーツにサフ代わりに、キャロムのスチールブラックを吹いて、ヤスリングの跡がないかを確認!
次に、ブライトステンレスを下地塗装します。

で、ミッチャクロン→スチールブラックと塗装します!

乾いたら、スポンジヤスリ&ナイロン研磨で使い込んだ感じを演出していきます!
*この作業でやすりをかけすぎると、当然シルバーまで削り取って地肌の黒が出てきます…
そんなミスをした時は、細いドライブラシにブライトステンレスを付けてティシュで筆先をよく拭いてから、剥がれたところに擦りつけます。 その後ナイロンパッドで軽く擦ると修復が可能です!
↓ エキストラクター等は溝にフラットブラックを墨入れしてから、ダークステンレスをドライブラシで擦りつけて別パーツ風に仕上げてやります。

各金属パーツは、エッジ部分を中心に軽くヤスリングしてクリアパーカを吹いておきます。

最後に砂漠風の汚れを軽く付けます。
エナメルのダークイエローと溶剤1:1で塗料を作り、そこに少量のジオラマ用の砂を入れます。

で、汚れがたまりそうな箇所に、極少量だけ塗って行きます!
この作業を過度にやると、かなりわざとらしいウェザリングになるので注意です!
言われなければ、解らない程度で十分です! 特に砂粒は極少量で!

この銃は、STARSの隊員によって入念なメンテナンスがされてる設定なので、砂粒は極僅かに!


全て組み上げて動作確認して完成です!
サムライエッジ バトルダメージVer!









Posted by Take.R at
13:16
│サムライエッジ BD