2011年11月03日
357パイソン完成!
なんか、ずいぶん時間が掛った印象があるパイソンですが、ついに完成しました!
製作過程の詳細はこちら→マルイ パイソンカスタム 製作日記
ではでは、まずは仕上げの工程を簡単に御説明いたします。
まずは塗装表面を軽くポリッシュ!
次に刻印部にホワイト墨入れ!
よく、「どうやって墨入れするの?」とお客様からメールを頂くので簡単に御説明を!
まずエナメル塗料(タミヤ製)をエナメル溶剤で薄めます。
フラットブラックの場合 塗料1 : 溶剤5 位
フラットホワイトの場合 塗料1 : 溶剤1 位
面相筆を使って極力はみ出さないように各刻印に墨入れし、乾燥後はみ出した個所を綿棒に溶剤をつけて拭き取り完成です。
*ホワイト墨入れの場合は3回くらい重ね塗りが必要な場合あり。
シルバーのパーツにブラック墨入れは簡単ですが、スライドやフレームの表面に細かい凹凸があるサンドブラスト系ブラックのパーツにホワイト墨入れする場合、はみ出し個所の拭き取りが困難で刻印周辺が白っぽくなる場合がありますので注意が必要です。
対策としては墨入れの際に極力はみ出さないようにすることと、綿棒で拭き取る際に、いつまでも同じ綿棒を使わずに、少し拭き取ったらすぐに綿棒を変えると上記のようなミスを防ぐことが出来ます。
あと、超簡単な方法としてクレヨンで刻印部を擦ってティッシュで拭き取るという方法もあります。
が、刻印が見た目浅くなるのと、刻印部が汚れやすいという欠点もあります。
話は戻って、今回の墨入れです!

↑ フロントサイトのピンはもちろん2本ともリアルピン! 真鍮ピンでキラッとゴールドの演出!
パートリッジタイプのサイトがカッコいい~!
で、フレームの右側に開けておいた穴がありましたね!
この穴に入れる部品を、プラ棒から削り出して鉄っぽく塗装します!

で、あらかじめ開けておいた穴にはめ込むと…

こんな感じ! ↓ リアルですね~! 得意の小技です!(笑) 「小技も積もれば大技になる!」昔の人は上手いこと言いますね!?

さあ! いよいよお披露目です!
こちらが .357PYTHON Ver_Take.R








↓ このアングル最高~! インナー見えずにライフリングが見えてます!

最後はセクシ~ショット!

こちらの作品はヤフーオークションにてご落札いただきました! ありがとうございます!
製作過程の詳細はこちら→マルイ パイソンカスタム 製作日記
ではでは、まずは仕上げの工程を簡単に御説明いたします。
まずは塗装表面を軽くポリッシュ!
次に刻印部にホワイト墨入れ!
よく、「どうやって墨入れするの?」とお客様からメールを頂くので簡単に御説明を!
まずエナメル塗料(タミヤ製)をエナメル溶剤で薄めます。
フラットブラックの場合 塗料1 : 溶剤5 位
フラットホワイトの場合 塗料1 : 溶剤1 位
面相筆を使って極力はみ出さないように各刻印に墨入れし、乾燥後はみ出した個所を綿棒に溶剤をつけて拭き取り完成です。
*ホワイト墨入れの場合は3回くらい重ね塗りが必要な場合あり。
シルバーのパーツにブラック墨入れは簡単ですが、スライドやフレームの表面に細かい凹凸があるサンドブラスト系ブラックのパーツにホワイト墨入れする場合、はみ出し個所の拭き取りが困難で刻印周辺が白っぽくなる場合がありますので注意が必要です。
対策としては墨入れの際に極力はみ出さないようにすることと、綿棒で拭き取る際に、いつまでも同じ綿棒を使わずに、少し拭き取ったらすぐに綿棒を変えると上記のようなミスを防ぐことが出来ます。
あと、超簡単な方法としてクレヨンで刻印部を擦ってティッシュで拭き取るという方法もあります。
が、刻印が見た目浅くなるのと、刻印部が汚れやすいという欠点もあります。
話は戻って、今回の墨入れです!

↑ フロントサイトのピンはもちろん2本ともリアルピン! 真鍮ピンでキラッとゴールドの演出!
パートリッジタイプのサイトがカッコいい~!
で、フレームの右側に開けておいた穴がありましたね!
この穴に入れる部品を、プラ棒から削り出して鉄っぽく塗装します!

で、あらかじめ開けておいた穴にはめ込むと…

こんな感じ! ↓ リアルですね~! 得意の小技です!(笑) 「小技も積もれば大技になる!」昔の人は上手いこと言いますね!?

さあ! いよいよお披露目です!
こちらが .357PYTHON Ver_Take.R








↓ このアングル最高~! インナー見えずにライフリングが見えてます!

最後はセクシ~ショット!

こちらの作品はヤフーオークションにてご落札いただきました! ありがとうございます!
Posted by Take.R at
12:54
│パイソン 2.5inch
2011年11月03日
マルイ パイソン2.5Inch カスタム日記
今回のカスタムは東京マルイ コルトパイソン357!

↑ パッケージの写真…
言わずと知れた名銃パイソンです! 実銃では良い面も悪い面も大変有名なGUNですね!(笑)
リボルバーの知識はあまり無い私でも、このパイソンならそこそこ知ってます(笑) 好きですし!
不思議なもので、小学生の時GUNにはじめて興味を持った時は44マグナムから入って、最初はリボルバーにしか興味はなかった! で銃身が長いのが特に好きでマグナムもパイソンも”8インチ最高!”って思ってた(笑)
が、オヤジになるとオートにしか興味がなくなり、リボルバーなら短銃身が良いと思えるようになってきた(笑)
今、思うと不思議なのは昔M29の事を44マグナムと言っていたような… 44マグナムが弾の名前だと知ったのはだいぶ後になってからなんだよな~(笑)
まあ、前置きが長くなったが今回はパイソン!
なぜ、興味のないパイソンかって? それはマルイのパイソンは、かなり出来が悪いからです!
直したいところが多いほうがカスタムする人間にとっては楽しかったりするのです(笑)
パイソンはちょっと前にも、一度やっているので内部構造は熟知!
前回は6INCHで今回は2.5INCH 今度4INCHもやりたい!
まずは当然、全分解ね! いきなり写真撮り忘れてるけど…
今回はバレルから行きます!
2.5inchということで、銃口ぎりぎりまでインナーバレルが来ています! 本当に来てます!
パッケージ写真にまでインナーバレルが鮮明に写っていて、その横にはロス市警のバッジらしきものが一緒に写っておりますが、リアリティのかけらもありません(笑)
まあ、エアガンですから解らない事は無いのですが、リボルバーで命中精度とか求めてる人はあまりいないと思います! なのでスパッと↓

↓ いい感じですね! これで黒色塗装すればパッケージ写真に使えそうです(笑)

で、次の作業は今回の最難所! まず難しいところからやらないとね!
こういうカスタムとかって、とにかく 「トライ&エラー」 前回と同じパイソンなら造りたくない!
おっ カッコイイ~(笑)
で、何をするかと言うとフレーム側面のカバーの大改修!
このカバー、マルイの場合全然実銃と違うところに切れ目があって、さらに実銃の堺目に筋掘りがあり、ハンマー後部には誰も使わないであろうセフティ有りと、おもちゃっぽさ全開でかなり引きます…
で、前回はこのセフティを無くし、この部分の合わせ目は実銃同様にした!
↓ 前回造ったパイソンの画像!

まずは、実銃同様の位置でスパッと!↓

↓ 切り離した、部品を瞬着ゼリー状でフレームに接着

↑ 実は、このパーツ接着前に、ちょっとした加工を加えているのですが、それは企業秘密で…
↓ セフティの代わりにABSプラを挟み込み接着!

↓ 接着剤が完全に乾いたらヤスリで仕上げます!


↓ カバーには精密ネジを入れてフレームに引っ掛かる部分を作ります。

↓ どうでしょう! これならビジュアル的にタナカパイソンに対抗できそうです!

↓ フレームの反対側です。 まずは余計な刻印を削り取りダミーピンの位置に穴をあけておきます。

とりあえず、ここまで作業したら、仮組をして念のため動作確認をしておきます!

↑ もちろん快調に動きます!
リアルカート仕様にするので、シリンダーの中には既に24連射用のカートリッジは入っていません!
なのに、バンバン空打ちできます! シリンダーはクルクル回っています!
↑ この文章を読んで ”なんで~???” と思った人はリアルカート仕様のパイソンを所有したことのある人でしょうか?
そう、実はリアルカート仕様にすると、カートを入れていない状態では空打ちが出来なくなるのです!
その原因は ↓ こちら

では、なぜこいつは空打ちが出来るのか? それは先ほどの”企業秘密”(笑)の加工によって射撃後にカートが無くても後退するようにしてあるのです!
今回も前回同様、塗装はブルーにしようと考えておりますが、トリガー&ハンマーはピカピカに磨いてシルバーのまま組み付けようと思います。

↑ まずはチェッカーの立て直し!
↓ で、ピカピカに!

次は、サイトの加工なんですが、2.5Inchモデルだけフロントサイトが外せるのは有名な話!

しか~し! 実はリアサイトも違うんです!
たいした違いではないのですが、2.5Inchモデルではサイトのプレートが大きくなっています。
なので、ホワイトラインを入れる線を追加しました。↓

で、せっかく外せるフロントサイトなので、パートリッジタイプに!
まずはアルミ板に大まかな形を! ↓

で、スパッと!

あとは本を見ながら、そっくりにパクる(笑)


↑ カッコいい~!
さてさて、次はグリップですね!
最初に付いてくるグリップは、大きすぎて2.5Inchモデルには、似合わないと思うので、木グリに交換します!
ただ、グリップ内部にガスタンクがあるため、実銃用は使えず正直言ってあまり選択の余地はありません。
なので、適当な中古品を見つけて一回り小さくして付けようと思います!
で、こちらが↓ヤフオクで見つけた中古グリップ(メーカー不明)

どこの製品か解らないが、かなり荒い作り…
かなりズレてる(笑) ↓

塗装も… 中学生の夏休みの工作かな?(笑)

まあ、どうせ加工するので木製でくっつけばOKです! それなりの値段だったし!
まずは、そのまま乗せてみるとこんな感じ ↓

で、こんな感じにしたい ↓

大まかに削った状態 ↓

ほぼ完成 ↓

バランス的にも良い感じです!

あとは更に番数の高いヤスリで仕上げてオイルフィニッシュするだけ… っとその前に!
実銃リボルバーのほとんどのグリップは共締めになっていて、パイソンも例外ではありません。
ですが、こいつはグリップ内にカスタンクがあるので、マルイではなんと!両側からビス止めという荒技(笑)で対処しております!
まあ、しょうがないといえばそれまでですが、リボルバーファンにとっては ”ダダ引き” ではないかと思います。
そこで、これを共締めに直してやります?!
まず、用意するのがこれ ↓ リボルバー用のナットとビス受け!

で、ここで ”ガスタンクのビス穴同士がつながるように貫通させる!!!” という超大技もありますが(笑)
今回は、小技で(笑)ガスガンとしての機能を失わないように!(笑)
まず、右グリップのビス穴を拡張してナットを埋め込み↑画像右の六角ネジを入れておく!
で ↓ のようにフレームに穴をあけて右グリップを固定

左グリップに埋め込むビス受けは注意が必要!
木にあまり厚みが無いので以下の画像のように、かなり薄くしてから埋め込む!

↓ 薄くする

で、左グリップを留めるスクリューは頭が丸くてカッコ悪いので、マイナス溝を深くしてから、頭を平らにしてやる! 削った後はブルーイング。 ↓

これで、誰が見ても共締めに! ↓

グリップはこの後、長い長い塗装工程に入ります! 毎日毎日塗り重ねるオイルフィニッシュです!
ここでグリップに付いているメダリオンをちょっとだけ加工します。
メダリオンはピカピカと輝きすぎて、安っぽいと思っている方にお勧めです!

まずは、エナメルの艶消しブラックを墨入れの要領で流し込んで、乾いてから綿棒で表面を擦ります。
この時、溶剤を付けません。

で、クリアパーカーをちょい厚めに吹くと ↓

銅のようなメダリオンになります!
私的には、このほうが高級感があって好きです。
で、オイルフィニッシュが終了したグリップがこちら ↓

今回は、ナチュラル色の木彫オイルにブラックオリーブを少しだけ混ぜて使いました。
最初の状態から見違えるほど美しいグリップになりました!
で、次の作業ですがちょっと難易度高めかもしれません!
インナーバレルをカットして、見た目的にかなり改善されたマズルですが、無いものが…
そう、ライフリング!
まずは、パソコンを立ち上げてワードを!(笑)
なぜって? まあワードじゃなくても良いのですが正確な正六角形が必要なのです!
ワードの図形描画で六角形を選択し、描画の際にSHIFTを押しながら書くと正六角形になりますので、マズルより一回り大きく書いてプリントアウトします!
次に全ての角を線で結んで、中心に銃口より少し小さい円を書きます!
↓ こんな図形になります!

次に銃口に薄い両面テープを付けて、蛍光灯に照らしながら中心に先ほどの紙(図形)を貼り付けます!

で、その線上をカッターで切り、銃口に切り傷を付けてから紙をはがすと
↓ こうなります!

細切りにした0.5mmプラバンを瞬間接着剤で、先ほどの線に合わせて接着します。
で、最後に切り込みを入れた所にも瞬着を付けておきます!

完全に乾いてから、整形して ↓

↓ 色を塗れば、こんな感じになります!

う~ん! 出来の悪いこの子も、かなり可愛くなってきました~!
もう一息で、塗装工程です!
塗装工程に入る前に、全体の塗装はがし、メルトダウン、下地処理をします。
メルトダウンといっても、ほんの少し角を落とす程度です!
しかし、下地処理中にどうしても気になる所が…
ラッチです。 ↓ これ操作感悪いんですよね… 全然、指が引っかからない割にキツいSPで…

ここまで、手を掛けて可愛くなってきたので、ここもやっちゃいましょう!(笑)
ということで、指が深く入る形状にして、セレーションを追加しました! 超~使いやすい!(笑)

さあ、ここでカートの紹介です!
今回使うカートはキャロム製 ↓ 5700円という超高価なカートです!

マルべりだと、オクで安く売ってたりして3000円位で入手できるのですが今回は奮発してキャロムのほうを買っちゃいました~!!!
真鍮製で、べたべた触るとすぐに汚くなるのでガラスコーティングしています!
こちらは ↓ 塗装作業中の画像です!

下地にキャロムブラックスチール 次にキャロムブルースチール
で、銃Ⅱスチールブルーを塗装しているところですが、塗料の在庫を勘違いしていて銃Ⅱが無くなり…
いつも買ってるショップに聞いたら在庫無し、入荷予定無しとのこと…
オークションで検索したらヒット無し…
おいおい…
でも、ネットショップで何とか見つけて、今塗料待ちです!
というわけで、もう少々で完成の見通しです!
完成画像はこちら!

↑ パッケージの写真…
言わずと知れた名銃パイソンです! 実銃では良い面も悪い面も大変有名なGUNですね!(笑)
リボルバーの知識はあまり無い私でも、このパイソンならそこそこ知ってます(笑) 好きですし!
不思議なもので、小学生の時GUNにはじめて興味を持った時は44マグナムから入って、最初はリボルバーにしか興味はなかった! で銃身が長いのが特に好きでマグナムもパイソンも”8インチ最高!”って思ってた(笑)
が、オヤジになるとオートにしか興味がなくなり、リボルバーなら短銃身が良いと思えるようになってきた(笑)
今、思うと不思議なのは昔M29の事を44マグナムと言っていたような… 44マグナムが弾の名前だと知ったのはだいぶ後になってからなんだよな~(笑)
まあ、前置きが長くなったが今回はパイソン!
なぜ、興味のないパイソンかって? それはマルイのパイソンは、かなり出来が悪いからです!
直したいところが多いほうがカスタムする人間にとっては楽しかったりするのです(笑)
パイソンはちょっと前にも、一度やっているので内部構造は熟知!
前回は6INCHで今回は2.5INCH 今度4INCHもやりたい!
まずは当然、全分解ね! いきなり写真撮り忘れてるけど…
今回はバレルから行きます!
2.5inchということで、銃口ぎりぎりまでインナーバレルが来ています! 本当に来てます!
パッケージ写真にまでインナーバレルが鮮明に写っていて、その横にはロス市警のバッジらしきものが一緒に写っておりますが、リアリティのかけらもありません(笑)
まあ、エアガンですから解らない事は無いのですが、リボルバーで命中精度とか求めてる人はあまりいないと思います! なのでスパッと↓

↓ いい感じですね! これで黒色塗装すればパッケージ写真に使えそうです(笑)

で、次の作業は今回の最難所! まず難しいところからやらないとね!
こういうカスタムとかって、とにかく 「トライ&エラー」 前回と同じパイソンなら造りたくない!
おっ カッコイイ~(笑)
で、何をするかと言うとフレーム側面のカバーの大改修!
このカバー、マルイの場合全然実銃と違うところに切れ目があって、さらに実銃の堺目に筋掘りがあり、ハンマー後部には誰も使わないであろうセフティ有りと、おもちゃっぽさ全開でかなり引きます…
で、前回はこのセフティを無くし、この部分の合わせ目は実銃同様にした!
↓ 前回造ったパイソンの画像!

まずは、実銃同様の位置でスパッと!↓

↓ 切り離した、部品を瞬着ゼリー状でフレームに接着

↑ 実は、このパーツ接着前に、ちょっとした加工を加えているのですが、それは企業秘密で…
↓ セフティの代わりにABSプラを挟み込み接着!

↓ 接着剤が完全に乾いたらヤスリで仕上げます!


↓ カバーには精密ネジを入れてフレームに引っ掛かる部分を作ります。

↓ どうでしょう! これならビジュアル的にタナカパイソンに対抗できそうです!

↓ フレームの反対側です。 まずは余計な刻印を削り取りダミーピンの位置に穴をあけておきます。

とりあえず、ここまで作業したら、仮組をして念のため動作確認をしておきます!

↑ もちろん快調に動きます!
リアルカート仕様にするので、シリンダーの中には既に24連射用のカートリッジは入っていません!
なのに、バンバン空打ちできます! シリンダーはクルクル回っています!
↑ この文章を読んで ”なんで~???” と思った人はリアルカート仕様のパイソンを所有したことのある人でしょうか?
そう、実はリアルカート仕様にすると、カートを入れていない状態では空打ちが出来なくなるのです!
その原因は ↓ こちら

では、なぜこいつは空打ちが出来るのか? それは先ほどの”企業秘密”(笑)の加工によって射撃後にカートが無くても後退するようにしてあるのです!
今回も前回同様、塗装はブルーにしようと考えておりますが、トリガー&ハンマーはピカピカに磨いてシルバーのまま組み付けようと思います。

↑ まずはチェッカーの立て直し!
↓ で、ピカピカに!

次は、サイトの加工なんですが、2.5Inchモデルだけフロントサイトが外せるのは有名な話!

しか~し! 実はリアサイトも違うんです!
たいした違いではないのですが、2.5Inchモデルではサイトのプレートが大きくなっています。
なので、ホワイトラインを入れる線を追加しました。↓

で、せっかく外せるフロントサイトなので、パートリッジタイプに!
まずはアルミ板に大まかな形を! ↓

で、スパッと!

あとは本を見ながら、そっくりにパクる(笑)


↑ カッコいい~!
さてさて、次はグリップですね!
最初に付いてくるグリップは、大きすぎて2.5Inchモデルには、似合わないと思うので、木グリに交換します!
ただ、グリップ内部にガスタンクがあるため、実銃用は使えず正直言ってあまり選択の余地はありません。
なので、適当な中古品を見つけて一回り小さくして付けようと思います!
で、こちらが↓ヤフオクで見つけた中古グリップ(メーカー不明)

どこの製品か解らないが、かなり荒い作り…
かなりズレてる(笑) ↓

塗装も… 中学生の夏休みの工作かな?(笑)

まあ、どうせ加工するので木製でくっつけばOKです! それなりの値段だったし!
まずは、そのまま乗せてみるとこんな感じ ↓

で、こんな感じにしたい ↓

大まかに削った状態 ↓

ほぼ完成 ↓

バランス的にも良い感じです!

あとは更に番数の高いヤスリで仕上げてオイルフィニッシュするだけ… っとその前に!
実銃リボルバーのほとんどのグリップは共締めになっていて、パイソンも例外ではありません。
ですが、こいつはグリップ内にカスタンクがあるので、マルイではなんと!両側からビス止めという荒技(笑)で対処しております!
まあ、しょうがないといえばそれまでですが、リボルバーファンにとっては ”ダダ引き” ではないかと思います。
そこで、これを共締めに直してやります?!
まず、用意するのがこれ ↓ リボルバー用のナットとビス受け!

で、ここで ”ガスタンクのビス穴同士がつながるように貫通させる!!!” という超大技もありますが(笑)
今回は、小技で(笑)ガスガンとしての機能を失わないように!(笑)
まず、右グリップのビス穴を拡張してナットを埋め込み↑画像右の六角ネジを入れておく!
で ↓ のようにフレームに穴をあけて右グリップを固定

左グリップに埋め込むビス受けは注意が必要!
木にあまり厚みが無いので以下の画像のように、かなり薄くしてから埋め込む!

↓ 薄くする

で、左グリップを留めるスクリューは頭が丸くてカッコ悪いので、マイナス溝を深くしてから、頭を平らにしてやる! 削った後はブルーイング。 ↓

これで、誰が見ても共締めに! ↓

グリップはこの後、長い長い塗装工程に入ります! 毎日毎日塗り重ねるオイルフィニッシュです!
ここでグリップに付いているメダリオンをちょっとだけ加工します。
メダリオンはピカピカと輝きすぎて、安っぽいと思っている方にお勧めです!

まずは、エナメルの艶消しブラックを墨入れの要領で流し込んで、乾いてから綿棒で表面を擦ります。
この時、溶剤を付けません。

で、クリアパーカーをちょい厚めに吹くと ↓

銅のようなメダリオンになります!
私的には、このほうが高級感があって好きです。
で、オイルフィニッシュが終了したグリップがこちら ↓

今回は、ナチュラル色の木彫オイルにブラックオリーブを少しだけ混ぜて使いました。
最初の状態から見違えるほど美しいグリップになりました!
で、次の作業ですがちょっと難易度高めかもしれません!
インナーバレルをカットして、見た目的にかなり改善されたマズルですが、無いものが…
そう、ライフリング!
まずは、パソコンを立ち上げてワードを!(笑)
なぜって? まあワードじゃなくても良いのですが正確な正六角形が必要なのです!
ワードの図形描画で六角形を選択し、描画の際にSHIFTを押しながら書くと正六角形になりますので、マズルより一回り大きく書いてプリントアウトします!
次に全ての角を線で結んで、中心に銃口より少し小さい円を書きます!
↓ こんな図形になります!

次に銃口に薄い両面テープを付けて、蛍光灯に照らしながら中心に先ほどの紙(図形)を貼り付けます!

で、その線上をカッターで切り、銃口に切り傷を付けてから紙をはがすと
↓ こうなります!

細切りにした0.5mmプラバンを瞬間接着剤で、先ほどの線に合わせて接着します。
で、最後に切り込みを入れた所にも瞬着を付けておきます!

完全に乾いてから、整形して ↓

↓ 色を塗れば、こんな感じになります!

う~ん! 出来の悪いこの子も、かなり可愛くなってきました~!
もう一息で、塗装工程です!
塗装工程に入る前に、全体の塗装はがし、メルトダウン、下地処理をします。
メルトダウンといっても、ほんの少し角を落とす程度です!
しかし、下地処理中にどうしても気になる所が…
ラッチです。 ↓ これ操作感悪いんですよね… 全然、指が引っかからない割にキツいSPで…

ここまで、手を掛けて可愛くなってきたので、ここもやっちゃいましょう!(笑)
ということで、指が深く入る形状にして、セレーションを追加しました! 超~使いやすい!(笑)

さあ、ここでカートの紹介です!
今回使うカートはキャロム製 ↓ 5700円という超高価なカートです!

マルべりだと、オクで安く売ってたりして3000円位で入手できるのですが今回は奮発してキャロムのほうを買っちゃいました~!!!
真鍮製で、べたべた触るとすぐに汚くなるのでガラスコーティングしています!
こちらは ↓ 塗装作業中の画像です!

下地にキャロムブラックスチール 次にキャロムブルースチール
で、銃Ⅱスチールブルーを塗装しているところですが、塗料の在庫を勘違いしていて銃Ⅱが無くなり…
いつも買ってるショップに聞いたら在庫無し、入荷予定無しとのこと…
オークションで検索したらヒット無し…
おいおい…
でも、ネットショップで何とか見つけて、今塗料待ちです!
というわけで、もう少々で完成の見通しです!
完成画像はこちら!
Posted by Take.R at
12:53
│パイソン 2.5inch