2011年12月16日
MEU6.3Inchカスタム日記 Vol、3
さあ、第3回目です!
大好きな、1911系ロングスライドで、ややテンション上がり気味です↑ (笑)
まずはお知らせです!
先日お伝えしました、リコイルプラグの延長ですが、当方の御意見番”とも氏”より
強度的な不安についての意見を頂き、検討した末当初予定しておりました分割式リコイルプラグへの変更となりました!
ということでフレーム加工行ってみましょう!
ロングスライド1911の代名詞といえば、もちろんハードボーラーでしょう!
ハードボーラーといえばロングスライドだけではなくワイドトリガーも非常に有名です!
以前、お客様よりマルイの1911をワイドトリガー化してほしいとのご要望を頂いたのですが、
完璧にこなせる自信が無くお断りした事があり、その後ひそかにジャンクフレームで試作品を製作して
今回の採用となりました!
↓ ノーマル状態です!

↑ 作業中に傷を付けぬように、マスキングしております。
↓ やすりで少しづつ広げていきます。

↑ 場所が場所なだけに、相手がABSとはいえ一気に削れないのがもどかしいところです…
↓ ほぼ、トリガーガードと同じ幅まで拡張しました!

↓ ノーマルトリガーを入れると幅の広さが解ると思います!

次に、ワイドトリガーを作ります!
様々な製作方法を考えたのですが、今回は凄くシンプルなトリガーにしたかったので
ノーマルトリガーにかぶせる感じで行ってみます!
↓ まずは、手ごろな大きさにカットしたABSプラバンを用意。

↓ 片方のプラバンに、ノーマルトリガーと同様の位置に、やや小さい穴を開けておきます。

↓ 穴を開けていないほうにトリガーを乗せて

↓ プラリペアを穴に流し込みます!

↓ 穴を開けたプラバンでサンドして、さらにプラリペアを入れると共締めのように接着出ます!

↓ 後は好みで整形!

↓ 今作では、ワイドトリガーにしてあることを強調したかったので、セレーションやサイドの穴の無いゴロッとしたトリガーに!

で、次にあまりやらないトリガーストロークの調整を!
私の所有しているTake.Rカスタムなんかは同様の加工を施しているのですが、販売用のカスタムガンは基本的に観賞用カスタムなのであまり弄らないのです。
なぜ、今回この調整を施すかというと、トリガーをワイド化するとトリガーが遠くなる(指かかりの関係で遠く感じる)ので
少しだけトリガー全体を後退させたかったので、調整しました!
では、どんな調整かご紹介しましょう!
↓ まずはハンマーのシアが掛る部分に極小のネジを入れてやります!

↓ こんな感じ!

↓ このハンマーを組み込むと、シアの掛りが浅くなります!

↑ ノーマルの1/3くらいしか掛らないようにします!
当然、トリガーは少ないストロークで落ちるようになるので、非常に切れが良くなります!
で、この加工を施すことにより様々な部分を調整する必要が出てきます。
↓ まずは、シアの矢印部分を削ります。

↑ ここを削らないとアンビセフティが付きません!
次に、今回の本題! トリガー位置の調整です!
シアの掛りが浅くなった分、トリガーを引き始めてから、シアが動きだすまでの遊びが大きくなっていますので
その遊びを無くしてやります!
結果として、トリガーの初期位置が後退するわけです!
遊びの調整ですが、あまりにもギリギリに調整するとディスコネクターの動きを干渉して、
トリガーを戻しても、ディスコネクターが戻らないことがあったりして、次弾が発射できないなんてことになるので、
僅かに遊びは必要です!
↓ インナーシャーシの、この部分にビスを入れて、微調整はこのビスを削って行います!

↑ このビスにトリガーバーが引っ掛かって、これ以上前進できないのです!
↓ で最後にグリップセフティを調整

↑ トリガーバーがノーマルよりも後退した位置に付くので、当然グリップセフティも付かなくなります。
で、この部分を削って調整します!
このように、ハンマーを少し加工するだけで、様々な個所の調整が必要になり
全てのパーツの役割や関係を理解していなければ、難しい加工です!
ぜひやってみたいという方は、慎重に挑戦してみてください!
削り過ぎないように、”組み込んでは削る”を根気よく少しづつ繰り返すのがコツです!
失敗した場合、Take.RのオークションでMEU内部パーツというのがあるので、よろしく~!
って 結局宣伝かよっ!(笑)
次回は、フレームのその他の部分をご紹介しますね!
では
続きはこちら!
大好きな、1911系ロングスライドで、ややテンション上がり気味です↑ (笑)
まずはお知らせです!
先日お伝えしました、リコイルプラグの延長ですが、当方の御意見番”とも氏”より
強度的な不安についての意見を頂き、検討した末当初予定しておりました分割式リコイルプラグへの変更となりました!
ということでフレーム加工行ってみましょう!
ロングスライド1911の代名詞といえば、もちろんハードボーラーでしょう!
ハードボーラーといえばロングスライドだけではなくワイドトリガーも非常に有名です!
以前、お客様よりマルイの1911をワイドトリガー化してほしいとのご要望を頂いたのですが、
完璧にこなせる自信が無くお断りした事があり、その後ひそかにジャンクフレームで試作品を製作して
今回の採用となりました!
↓ ノーマル状態です!

↑ 作業中に傷を付けぬように、マスキングしております。
↓ やすりで少しづつ広げていきます。

↑ 場所が場所なだけに、相手がABSとはいえ一気に削れないのがもどかしいところです…
↓ ほぼ、トリガーガードと同じ幅まで拡張しました!

↓ ノーマルトリガーを入れると幅の広さが解ると思います!

次に、ワイドトリガーを作ります!
様々な製作方法を考えたのですが、今回は凄くシンプルなトリガーにしたかったので
ノーマルトリガーにかぶせる感じで行ってみます!
↓ まずは、手ごろな大きさにカットしたABSプラバンを用意。

↓ 片方のプラバンに、ノーマルトリガーと同様の位置に、やや小さい穴を開けておきます。

↓ 穴を開けていないほうにトリガーを乗せて

↓ プラリペアを穴に流し込みます!

↓ 穴を開けたプラバンでサンドして、さらにプラリペアを入れると共締めのように接着出ます!

↓ 後は好みで整形!

↓ 今作では、ワイドトリガーにしてあることを強調したかったので、セレーションやサイドの穴の無いゴロッとしたトリガーに!

で、次にあまりやらないトリガーストロークの調整を!
私の所有しているTake.Rカスタムなんかは同様の加工を施しているのですが、販売用のカスタムガンは基本的に観賞用カスタムなのであまり弄らないのです。
なぜ、今回この調整を施すかというと、トリガーをワイド化するとトリガーが遠くなる(指かかりの関係で遠く感じる)ので
少しだけトリガー全体を後退させたかったので、調整しました!
では、どんな調整かご紹介しましょう!
↓ まずはハンマーのシアが掛る部分に極小のネジを入れてやります!

↓ こんな感じ!

↓ このハンマーを組み込むと、シアの掛りが浅くなります!

↑ ノーマルの1/3くらいしか掛らないようにします!
当然、トリガーは少ないストロークで落ちるようになるので、非常に切れが良くなります!
で、この加工を施すことにより様々な部分を調整する必要が出てきます。
↓ まずは、シアの矢印部分を削ります。

↑ ここを削らないとアンビセフティが付きません!
次に、今回の本題! トリガー位置の調整です!
シアの掛りが浅くなった分、トリガーを引き始めてから、シアが動きだすまでの遊びが大きくなっていますので
その遊びを無くしてやります!
結果として、トリガーの初期位置が後退するわけです!
遊びの調整ですが、あまりにもギリギリに調整するとディスコネクターの動きを干渉して、
トリガーを戻しても、ディスコネクターが戻らないことがあったりして、次弾が発射できないなんてことになるので、
僅かに遊びは必要です!
↓ インナーシャーシの、この部分にビスを入れて、微調整はこのビスを削って行います!

↑ このビスにトリガーバーが引っ掛かって、これ以上前進できないのです!
↓ で最後にグリップセフティを調整

↑ トリガーバーがノーマルよりも後退した位置に付くので、当然グリップセフティも付かなくなります。
で、この部分を削って調整します!
このように、ハンマーを少し加工するだけで、様々な個所の調整が必要になり
全てのパーツの役割や関係を理解していなければ、難しい加工です!
ぜひやってみたいという方は、慎重に挑戦してみてください!
削り過ぎないように、”組み込んでは削る”を根気よく少しづつ繰り返すのがコツです!
失敗した場合、Take.RのオークションでMEU内部パーツというのがあるので、よろしく~!
って 結局宣伝かよっ!(笑)
次回は、フレームのその他の部分をご紹介しますね!
では
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Posted by Take.R at
02:05
│MEU 6.3inch